Macも使えるFTPソフトFileZilla(Windowsも対応)はファイルのディレクトリ(階層化されたファイル)が見れるのが特徴です。
ファイル転送(バックアップ・アップロード)に必要な、FileZillaの導入から詳細な設定方法、画面の見かたと使い方、WordPressのバックアップ方法を初心者に一気に説明します。
FileZillaのダウンロードに失敗したとき、Windows用で高機能で便利なFFFTPの初期設定ページがオススメ。※FFFTPソフトでバックアップをとる場合の詳細は、WordPressのバックアップ方法で書いてます。
初心者で、ファイル転送するFTPと言われてもピンと来ないなら、ファイル転送とあわせてWordPressファイルを紹介してるページをどうぞ。
LINKFTPって何!?初心者が解る為、ファイルの中身とアップロード方法など説明
WordPressのファイルを知りたい初心者にもピッタリです。
視覚的に見やすいFileZillaの導入・設定手順から使い方、初心者にオススメの設定方法、WordPressでバックアップをとるファイルなど、順番に見ていきましょう!
FTPソフト、FileZillaの導入方法
公式FileZillaダウンロードから無料で配布されてるので、導入していきます。
WordPressのファイルをサーバーとPC:ローカル間を転送させたいから、左側のクライアントのほうDownload FileZilla Client All platformsのリンクをクリック。すると次の画面。
私の環境では、Windows (64bit)のみ表示されてますが、環境に合わせて推奨されたものをクリックして、アプリケーションファイルを保存します。
ファイル名、FileZilla_3.22.2.2_win64-setup_bundled2.exe。ダウンロードしたバージョンが3.22.2.2で環境に合った名前になってが出てきます。
- 赤いFZマークになっていれば正しいので、保存してください。
これでダウンロード完了!次はPCにFileZillaをインストールしていきます。
FileZillaのインストールの説明
ダウンロードしたアプリケーションファイルをダブルクリックするなどして起動させると、ライセンス契約画面が出てきます。
これに同意しないと、次へ進めないので、I Agree同意するを選択して次。
PC上の全てのユーザーに対してか、自分専用としてインストールするかを聞いてきます。
特に困ることがなければ、どちらでも使えるのお好きな方を。only for meが都合がよければ、それで問題ありません。どちらでも良い環境なので、そのまま(all users)で今回進めます。
次はダウンロードするものを選ぶ画面です。
FileZillaを日本語化してインストールする

ファイルジラの日本語化ができる状態で次へ
英語以外の言葉で使いたい。日本語化して使いたい場合は、画面のセレクトcomponents toinstallにある四角の上から3つ目Language filesにチェックが入っていると日本語化して導入できます。
この説明は以下。
- Icon sets:FileZillaのアイコン表示を変更できる
- Language files:英語以外の言葉日本語化して使いたいから、チェックしたまま!
- shell extension:Windows用のシェル拡張、チェックを入れたまま
- Desktop Icon:デスクトップアイコンが必要なら、チェックをいれる。
Windowsを使ってる人用なので、個人的にデフォルトのまま次へをクリック。
インストール場所
インストール先のフォルダはを変更したい場合、Browse…から変更してください。
とくに変更希望がないなら、そのまま次へをクリック。
ファイルジラのショートカット名・スタートメニューに置くかの項目
ショートカット名(画像の黄色部分)FileZilla FTP Clientの名前の変更できます。
スタートメニュー:PC左下のWindowsマークをクリックしたところににショートカットを置くか、希望を聞いてます。
- ショートカットが不要なら、Do not create shortcutsにチェック。
Windowsマークを開いたとき見せたいときは、そのままインストール!
インストール完了
インストールが終われば起動する、と言う項目にチェックがあるので、そのままフィニッシュをクリック。
ピャピャーっと、インストールが完了しますよ。
ここでPCによってfileZillaがうまくインストールできない場合、ファイルが欠けたりすると、パスワードが保存できなかったりします。
- ファイアーウォールを切って試してください。
まだうまくいかない場合。
バックアップを急ぐ場合クイック接続で、一旦接続できる場合もあるので、それをお試しください。
時間を置いて再チャレンジしてもいいですが、ここで時間をさくより別のFTPソフトを使ってみてはいかがでしょうか。
WindowsでオススメなのはFFFTPです^^
FileZillaでサーバーのFTP情報を登録する設定方法
ファイルジラが導入できたのでFTPソフトとサーバーを紐づけする設定はじめましょう。
その前にFTPソフトの役割とは!?
- ファイル送受信(転送)すること
- PCなどのローカル環境にバックアップとしてデータを置く
- 困ったエラーのときに復元するため
- 新規ファイルをアップロード(サーバーに送信)するなど
下記3つを入力しサーバーのFTPと、PC側にあるFTPソフトを紐づけます。
- ホスト:サーバーのFTPサーバー名
- ユーザー:FTPアカウント
- パスワード:FTPパスワード
FFFTPで設定を済ませている場合
- FFFTPソフトより接続→設定→FileZillaXMLに設定をエクスポート
- そのXMLFileをFileZillaからインポート
これだけで設定は完了します^^
次の項目、見出し:FileZillaの接続方法へどうぞ。
FileZillaにFTPサイト情報を追加
「どのサーバにも接続されていません」となっているので、接続するために、FTPのサイト情報を設定していきます。左上にあるサイトマネージャのマーク、下記画像の赤で囲ったところをクリックしてください。
下記のようにサイトマネージャの小窓がでるので、新しいサイトをクリック。
このようにブログ名やURLなど、複数のブログを扱ってもどのブログか判別しやすい名前を付けてください。間違ったときは、名前の変更から再度入力できますよ。
右側にある、あなたのFTP情報を入れるので、レンタルサーバーのFTPアカウント情報を確認していきましょう❦
エックスサーバーのアカウント情報の確認
エックスサーバーなら、【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ (試用期間)というメールにFTP情報が書かれています。
サーバーアカウント情報
サーバーID : hogehoge
パスワード : hogehoge
サーバー : sv**** サーバー
初期ドメイン : hogehoge.xsrv.jp
サーバーパネル: https://www.xserver.ne.jp/login_server.php FTPホスト : sv****.xserver.jp
FTPユーザー : hogehoge
FTPパスワード : hogehoge
メールサーバー: sv****.xserver.jp【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ (試用期間)のメールより
メールに書かれている、赤文字の部分が入力に必要です。※その他のFTPアカウント設定が必要。
ロリポップでのFTPアカウント情報の確認
ロリポップのアカウント情報ログインし、ユーザー設定よりアカウント情報へアクセスします。下へスクロールしサーバー情報を確認してください。
FTPサーバー | ftp.hoge.hoge.jp |
---|---|
FTPSサーバー | users***.lolipop.jp |
WebDAV | https://hogehoge.hoge-lolipop.jp/ |
FTP・WebDAVアカウント | hogehoge-hogehoge |
FTP・WebDAVパスワード | hogehoge |
ロリポップでは赤文字が必要。
WordPressを扱うとき必要な情報のみ、次に説明しますね。
FTPのホスト名
ホストとは簡単に説明したら、どこのサーバーFTPを使用しているかという事で、〇〇サーバーだよ。と指定し〇〇サーバーでも、あなたアカウントはどれに属してるかを記入します。
- エックスサーバーの場合
- FTPホスト:sv数字****.xserver.jp
- ロリポップの場合
- FTPSサーバーのusers数字***.lolipop.jp
このようなサーバーのFTPを表すのがホスト名なので、ホストに入力します。
プロトコルは、何もさわらずFTP-ファイル転送プロトコルのままでOK!
暗号化
ファイルの通信中に文字列を暗号化して、安全に転送できるよう、SSL証明書を利用します。ネット上にいる悪い人に転送中、情報をこっそり盗み見れないよう暗号化されたファイルを通信する設定です。
エックスサーバーとロリポップなら画像の通り『使用可能なら明示的なFTP over TLSを使用』から、明示的なFTP over TLS が必要に設定を変更してください。
※他サーバーはFTPS通信が可能であればこのとおりに設定。
ログオンの種類
ログオンの種類が匿名になってるので、ユーザーとパスワードを指定して転送を行うよう、通常に変更します。
通常を選ぶことで、後述で登録するユーザーとパスワードを設定した情報でログインしてつなげて安心ですね。
FTPユーザの登録
ログオンの種類を通常などに変更すれば、ユーザ情報とパスワードの入力変更ができるので、ユーザには、FTPアカウント情報のアカウント名を入力すればOK!
FTPホスト : sv****.xserver.jp
FTPユーザー : hogehoge
FTPパスワード : hogehogeエックスサーバーのFTPアカウント情報より
- エックスサーバーはピンクのFTPユーザー:hogehogeを入力。
- ※ちなみにエックスサーバーのFTP初期設定をすませてますよね?!
- ロリポップは、FTP・WebDAVアカウント:hogehoge-hogehoge
サーバーのユーザーIDなどではなく、サーバーのFTPのユーザー名を入れたらOK!
FTPのパスワード
デフォルトのパスワードを消して、FTP情報のパスワードを入力してください。
FTPパスワード:hogehoge部分を確認して入力すればOK!
これで一度接続して見ましょう^^
FileZillaの接続方法
初期設定が済めばレンタルサーバーのFTPに接続します。
今後は左上のサイトマネージャをクリックして、ブログを確認(選択)したら、画面下の接続から接続できます。
不明な証明書が出る
ちょっと不安になるかも知れませんが、これが証明書で間違いないです。
毎回この画面が出るので今後もこの証明書を常に信用するにチェックを入れてOKをクリックすれば、この工程を省くことができます。
FileZillaの状態とは何か
状態というのは、FileZillaがしていることです。
画像を見たら、サーバーに接続。証明書を検証。暗号化の接続。ログイン。ディレクトリ(階層化されたフォルダ)を表示。という状況と結果を記してます。
注意!
サーバは non-ASCII の文字に対応していません
ここでもまれに、こんなエラーが出る場合があり、文字コードの変更が必要になります。
Shift_JISなどに変更したら対応できますが、WordPressの重要ファイルなどプログラムが読む上でUTF-8bonなしと言うファイルをアップしないといけません。
また他ファイルの文字コードでエラーが出ると面倒なので、よくわからない場合は、別のFTPソフトを使うほうが無難かもしれません!?
ロリポップのサーバーでこうなったけど、PC環境やFileZillaのバージョンかも。以前はならなかったので、出た場合は何とも言えません^^;
FileZillaローカルサイト・リモートサイト4つの画面の見方
左側にはローカルサイト、右側にはリモートサイトとあって、その下にフォルダ名とあるけど、何だかわかりにくいでしょうから説明いれますね。
大事なのが、赤で囲った、ローカルサイトとリモートサイトの位置関係です。
ローカルサイトとは!?
まずは左側のローカルサイトの情報を見てみましょう。
後述の規定のローカル ディレクトリを指定してるので、BackUpフォルダを置いてる同じディレクトリ(場所・階層)にあるデータが表示されます。
画面の左上。ローカルサイトには今いるPC上のパス、BackUpフォルダの位置を表してます。その下にあるのが、そのPC上にあるパス。
左下はBackUpフォルダ内にある、ファイル・フォルダですね(バックアップをとってなければ、フォルダ内はカラ)。
FTPソフトの左側
- サーバー上ではない、PC上の情報だからローカルサイト。
- ブログのバックアップをとったり復元するとき、パスがあっているか確認が必要
リモートサイトとは!?
左のPC側のローカルサイトに対して、右側はサーバーの情報がリモートサイトになります。
PCとサーバーを転送するFTPソフトなので、このように左側がローカル、右側がサーバーです。お間違えなく^^
サーバー側のリモートサイトが/。その下にフォルダマークが1つ表示されて、わかりにくいので、フォルダの中をのぞいてみましょう。
バックアップが必要な、サーバー側フォルダを展開して表示する
WordPressのバックアップをとるには、下層にあるフォルダを開きます。
リモートサイト(サーバー側)のパスが/になってるのは、サーバーの最上層にいるので、下層のフォルダ(ディレクトリ)表示するため、+マークを展開。
これはエックスサーバーのディレクトリになります。エックスサーバーは、たくさんフォルダがあるので、public_htmlをクリックして、+マークを展開。
ロリポップのサーバーはその階層がないので、ドメインをクリックしたら、wp-contentという、これからバックアップをとるファイルが入ってるフォルダが現れます。
どのサーバーも同様、wp-contentをWクリックしてください。
リモートサイトの右側に、サーバーのパスが表示されてますよね。
エックスサーバーの場合
- /ドメイン/public_html/wp-content
ロリポップの場合
- /ドメイン/wp-content
public_htmlやドメインの中にWordPressファイル群が格納され、バックアップをとりたいフォルダやファイルがこの中(下層ディレクトリ)入ってます。
画像の青い部分、リモートサイトのパスをコピーしてください。
WordPressでバックアップ説明の前に、初心者的にあると便利な設定をご紹介します。
FTPソフトの便利な使い方。毎回規定のディレクトリを開く詳細設定
PC側のローカルディレクトリと、サーバー側のリモートディレクトリは、前回触ったパスが次回、開かれます。
はじめてWordPressのファイルを扱うとなると、今どの階層にいるのか不明になる場合もかんがえられるので、任意ですが詳細設定をしてるほう安心だったり便利です。
該当ファイルをさがして違うディレクトリへ前回移動しても、開くといつでも指定場所wp-contentフォルダ内がみえていると、バックアップがとりやすいと思いませんか?
毎回、同じディレクトリ(フォルダの階層)を開く設定をしていきましょう。
詳細:規定のリモートサイト ディレクトリの設定
FTPソフトを開いたとき、(リモートサイト)サーバー側のパスが、いつも同じ階層で開くように設定します。
設定しておくと、バックアップをとるファイルが見えるので便利です。また複数サイト持ったとき、どのブログのパスかも再確認できます。
左上のサイトマネージャ(または、ファイルよりサイトマネージャ)をクリックしてつぎ
詳細をクリック。
規定のリモートディレクトリにさっき上でコピーした、パスを入ます。
画像はエックスサーバーのパスで、domain.comのところは、あなたのドメインhttps://hoge.netになってたらOK!ロリポップなどでは、/domain.com/wp-content
続けてその上のローカルディレクトリを設定しましょう。
規定のローカル ディレクトリの設定
サーバー側と同じで、ローカル側のバックアップを置く場所を指定する、規定のローカル ディレクトリを設定します。
※別のフォルダを開いて閉じ、つぎの起動時バックアップフォルダまでのパスを入れなおす手間が省けるので。
- 規定のローカル ディレクトリ(L)の横にある参照を開く
PCのディレクトリが出てくる参照をクリック
- PCの情報(ディレクトリ:階層)が出てくるので、保存場所を指定すればOK
例えばバックアップを置く場所をデスクトップにするなら、デスクトップにフォルダを作成するため、フォルダを新規作成します。
BackUpフォルダがあれば、WordPressのバックアップがバラバラに保存されることがないのでオススメです^^
フォルダ名は、あなたが自分のブログと認識しやすいものでOK!

FileZilla上でフォルダを作成し名前の変更もできる
bibabisi-rizumu_BackUpなどに変更したら、フォルダーの選択をクリック。OKもクリック。
これで色々なフォルダを開いてみても、FileZillaを起動したら、下記のような見やすい画面で開かれます。

設定すると、常時この画面になる
色々さわって分からなくなったら面倒と思うなら、慣れるまで入れていると便利ですよ。不要になれば、設定した項目を消せばOK!
これで、設定とファイルジラ画面の見かたは完了です。
バックアップフォルダ名を変更。フォルダを移動したとき
フォルダ名とフォルダの指定をしてパスを指定したので、変更した場合は正しいパスを入れてください。
- 上述どおり、サイトマネージャの詳細で設定を再度行う。
- 移動したフォルダ先の指定、変更したフォルダ名を再指定
設定が終わればOKをクリック。
名前の変更・場所の移動したとき
再度バックアップフォルダのパスを探すのが面倒なので、フォルダを移動したりフォルダ名を変更したときは、再設定して手間を省きましょう。
それほど触らない場合は、前回設定された場所が表示されるから、空でもOK!
WordPressでバックアップが必要なフォルダ
/ドメイン(/public_html)/wp-content/内にある
- pluguns:プラグインとその中にあるファイル群
- themes:WordPressのテーマとそこにあるファイル群
- uploads:管理画面からアップした画像。
3つのフォルダ内にあるこれらファイルが、バックアップに必要です。
この中のファイル説明は下記リンク先で、ザッと説明してます。
バックアップのおすすめ保存場所
WordPressのバックアップのオススメの場所は、いつでもどんな環境でも、見たいとき見れるオンラインストレージです。
私が保存場所に選んだのはDropbox。どのパソコンからアクセスしても、データを取り出せたり見ることができ、デバイス関係なく同期して保存してるから便利ですよ。
同じようなアプリは、Googleドライブ、マイクロソフトのOneDriveとも15GBと容量が大きくDropboxは1GBが標準で無料で使えます。参考までにWordPressのバックアップファイルの容量は、500MBほど見てたら十分、安心ですね。
WordPressでFileZillaを使ってバックアップをとる方法
バックアップフォルダのパスは、上述通りドメイン(、public_html)、wp-contentの直下にある、3つのフォルダ。
- pluguns
- themes
- uploads
サーバー側のフォルダを右クリックしてダウンロードを選択すると、バックアップがとれます。
もう1つの方法は、ローカル側の何もないところにドラッグする。
プラグインの入ったplugunsフォルダ・テーマのファイルが入ったthemesフォルダ・画像の入ったuploadsフォルダを、ローカル側に上書き保存していけばOK!
FTPをさわるとき、ドラッグするだけで新規フォルダが出来て便利です。
おしゃべりしながら移動をすると、ワケのわからない場所に、フォルダを作成してしまいます。
念のため慎重に移動してくださいね^^
WordPressでバックアップをとる、wp-config.phpファイルなど
3つのフォルダ以外にバックアップをとっておかないと、不測の事態が起きたとき、かなり困ることになるファイルがあります。
それが、WordPressの重要ファイルである、wp-config.phpファイルです。WordPressをインストールしたとき本体であるファイル群とは別に、データベースも導入します。2つそろってブログが表示される仕組みで、そのデータベースの情報が入ったファイルです。
- ファイルのパスは、WordPressが入ってるフォルダは、サーバーによって違います。
ロリポップでは、ドメインフォルダ内。http://domain.comコレがドメイン。
- /domain.com/wp-config.php
エックスサーバーでは、WordPressはpublic_htmlフォルダ内に入ってます。
- /domain.com/public_html/wp-config.php
wp-adminフォルダ・wp-contentフォルダ・wp-includesフォルダと同じ階層(ディレクトリ)にそのファイルが有ります。
また、同じディレクトリに.htaccessファイルと言うものもあります。今後編集する(既に編集済み)でしょうから、バックアップをとってくださいね。

右:PCローカル側のバックアップフォルダ内
編集済みのファイルと、wp-config.phpファイルは、このようにバックアップをとって置きましょう。
ログイン方法などは以下を参考にどうぞ。
LINK外出先で使えるロリポップFTP!ファイル編集やアップロード・ダウンロード・ファイル転送ができて便利な使い方
FileZillaで2回目以降のWordPressのバックアップ
はじめてバックアップをしたら、沢山のファイルを移動するので凄く時間がかかりますよね。2回目以降は、『対象のファイルが既に存在しています。』と出ます。
上書きを選択すると、同じファイルを全て上書きするので、
新しければ上書きなど選択したら、新たに書き換えたファイル以外は、スキップするので早いですよ。でもちゃんとできてるか、分からない場合は、上書きをクリックして放置が1番!
また画像のように、『現在のキューのみに適用』にチェックしたら、『常にこの動作を利用』にもチェックが入って、転送し終わるまで一気にバックアップや復元を勝手にし続けます。
この時、右側と左側のパスが同じになってる事を確認してからファイルを転送してください。
管理画面でアップした画像ファイルの下層を開いて、バックアップをとりたい場合。
これも同様サーバーとローカルのパスを同じにしてから、バックアップをとってくださいね!
FileZillaのダウンロード・アップロードで動作変更が出来ないときの対処
『常にこの動作を利用』にチェックを入れて、違う動作
- 上書き
- 新しければ上書き
- サイズが異なる場合は上書き
- サイズが異なるか元のファイル場合が新しければ上書き
- 再開
- 名前を変更
- スキップ
などの動作ができなくなってしまった場合にすることは、
転送タブ、ファイル存在時の規定の動作をクリック。
ダウンロードとアップロードの動作を既定の動作を使用などに変更してください。
そうすれば、動作の変更が可能になりますよ。
WordPerssのバックアップはファイルと、データベースMySQLも必要
WordPressのバックアップは、さっきとったファイルと、実はもう1つあって。記事や管理画面での設定などのデータが集まる、データーベースMySQLのバックアップです。
ファイルの転送は慣れたら、あっという間の作業です。データベースMySQLのバックアップも、数秒で完了します。もう一息がんばってぇ!❦
エラーが出たら泣きたくなるけど、この2つのバックアップがあれば、すぐにエラーから復活できるので。
初心者仕様で書いてるので初めてでも、なぁんとなく理解しやすくなってます^^
LINKWordPressデータベースMySQLのバックアップ!エクスポートの詳細設定方法を、初心者がわかるよう説明
いや、データベースは難しい!ってことなら、バックアップを手動で取る事も可能です^^
記事のエクスポートや、設定画面のping設定やパーマリンクの設定はチェックしておきたいですねっ。これらは、データベースのエクスポートで一括で行えますけど、記事だけ個別に出力したい場合は便利なので、どうぞ。
下記リンク目次3:手動で復元するとき用、バックアップしておきたい箇所
あとバックアップはなぜ必要か、ブログ初心者だった頃まったく知りませんでした。初心者だからこそ、バックアップが重要です。あなたはその理由を知ってますか?
なぜバックアップが必要か。また、詳細なバックアップのとり方、エラーがでたら3秒で復元作業を完了させる技!?バックアップのタイミングを書いたページをオススメします^^
さいごに
FTPソフトの設定さえ済めば、あとは変更があればバックアップをとる習慣をつけましょう。つい忘れたときに、エラーが出るものですから。
冒頭の『WordPress初心者的に、ファイルを転送するFTPと言われてもピンと来てない』『ファイル転送とブログの表示とあわせてWordPressファイル』を見たい場合は下記ページをどうぞ。
困ったことがあればリンク先と、どんな工程でお困りかお問い合せください^^
それではかうたっくでした。
Comments
かうたっく様
いつも、大変お世話になっております。鈴木です。
以前にheader.phpに入力を試みた際に(Cocoon設定の中にはなかったので、どこかのサイトで見たやり方を参考にテーマエディター内にheader.phpを入れました)、SFTPで接続しないと安全に編集できないというような内容の表示が出たために、わいひら様の寝ログを参考にしてfilezillaの接続方法をSFTPというものにしました。
それ以降、怖いながらも必要に応じてfilezillaローカルサイトのheader.phpにコードをコピペして上書きし、転送していました。
最近になって気付いたのですが、filezillaの「状態」を示す欄に
状態: サーバーから切断されました
もしくは
状態: サーバーから切断されました: ECONNABORTED – 接続が閉じられました
という表示が出てくるようになりました。
header.phpを触ったことが原因なのかと思い、header.php内にコピペしたコードを試しに削除して上書きし、転送してみました(触る以前の状態にもどしたつもりです)が、やはり上記の表示が出てきます。
ここ何日かずっとその状態で、ネットで検索しましたが、はっきりとはわかりませんでした。
ただ、いくつかのサイトで転送設定を「パッシブ」にしたら解消するという記載を見つけましたが、SFTPで接続しているからなのかその設定事項がみつかりませんでした。
また、「一般」タブの「暗号化」を「Only use plain FTP(insure)」にしたら接続できるとの記載も見つけましたが、やはりその設定事項も見つかりません。
header.phpにコピペしたコードは、以下の2点でした。
フォントの設定についても散々悩まされましたが、バックアップを取るために必要なfilezillaの接続がおかしなことになっているようで、またさらに悩み続けております(エックスサーバーでのバックアップがうまくいかないので、filezillaだけでもきちんと機能できるようにしておきたいです)。
さらに、タイトルフォントを変えるべく入力したコードも削除しましたのに、サイトのタイトルフォントが以前のものに戻っておらず(Google Fontsで指定したフォントが生きている状態です)、それを見るに触る前の状態に戻したはずのheader.phpの変更がうまくいっていないのではないかとの不安も出てました。
上記にも書きましたとおり、現在はheader.phpには追加の入力はしていない状態です(1番最初の状態のままにしているつもりです)。
連日の質問と長文とで申し訳ありませんが、もし何かお気づきの点がありましたら、再度ご教示いただけないでしょうか。
どうぞどうぞ、よろしくお願いいたします。
鈴木
鈴木さんに❦
もう少し詳しいエラーコードなど、スクロールを上にあげれば見えるはずなんですけど。エラーメッセージについては以下コメント欄にどうぞ。
https://bibabosi-rizumu.com/xserver-ftp-ip/
またパッシブモードにする方法なども書いてるのでチェックしてください。