Cocoonを親テーマのバージョンアップした際、トップページと投稿公開ページで真っ白エラーが出ました。エラーの原因を特定する例として解決までの方法をご紹介。
真っ白エラーだけでなくても、利用環境によってエラーが出ることもあるので、見出しによって以下のように、ザっとまとめました。
- 利用環境で、よくあるエラー
- 真っ白エラーになった時やる事
- エラーの対処法の例として、今回のエラー体験でやった事
サイト画面が真っ白のエラーでも管理画面には入れる状態、入れない場合もあるのでどちらも対応できるよう、見合ったリンクを置いてるので、不明点はリンク先でどうぞ。
Cocoon親テーマ導入でエラー、PHPバージョンをチェック
Cocoonを使いたくて導入したけど、エラーが出て使えない場合は、レンタルサーバーの管理画面でPHPのバージョンを確認してください。
Cocoonは、PHPバージョン7以上推奨で、最低でもバージョン5.6以上にあげることで解決することが多いです。
一度お使いのサーバーでPHPのバージョンをご確認ください。
無料サーバー、エックスドメイン利用の場合
Cocoon設定の高速化でブラウザキャッシュを有効にすれば500エラーが出るので非推奨となっています。
無料サーバー、エックスドメインでは閲覧時に403がしばしば出たりなど、不具合報告なども出ているので非推奨サーバーです。以下をご確認ください。
検索ユーザーさんに向けてコツコツ記事を書いていれば、いつの間にかアクセスは増え、レンタルサーバー代金を回収できるようになってきます。
サーバー移転に関して
エックスドメインのサーバースペック(データベースのバージョン)はちょっと古かった(復元時にエラーの修正が2度ほど必要だった記憶がある)ように思うので、WordPress管理画面のツールよりエクスポートし、手動で変更するのもアリかもです。
- WordPress本体ファイル・データベースなど、移転に必要事項は以下をチェック
ちいさなサイトではMixHostなら、スタンダードプランの申し込みでOK!
- エックスサーバーの場合
エックスサーバーならX10プランでOK!
以下リンクより、全ての工程を完了できるリンクも置いてます。
以下リンクより、全ての工程を完了できるリンクも置いてます。
LINKエックスサーバー新規アカウント取得・独自ドメイン登録・WordPress作成方法、全手順
kusanagi環境を利用の場合
kusanagi環境で、スキン選択ができない・レスポンシブ対応にならない・AMPでの表示が崩れるなどがある場合。『Cocoon設定』より『その他』タブをクリックした、『認証を有効にする』にチェックを入れてください。
ファイルシステム認証
認証を有効にする
KUSANAGI等のファイルシステム認証が必要なサーバの場合に有効にしてください。
それでも正常に動かない場合は、wp-config.phpに『FTPのパスワードを入力する方法』を以下リンク先にて、チェックしてください。
LINKCocoonをKUSANAGI環境に対応させる方法。|Cocoon
Cocoon親テーマ更新でブログが真っ白、その対処方法
親テーマのバージョンアップで、テーマの更新ボタンを押したら、なぜかサイト上が真っ白になった場合。
- Cocoonテーマ・プラグインが干渉した可能性
- テーマ更新きっかけで、プラグイン同士が干渉しエラーが出た可能性
などなど、原因はさまざまです。特定しやすいように次をチェック!
エラーコードを表示する
真っ白になったとき、どこにエラーが出ているのか確認するため、エラーコードを表示してください。
レンタルサーバーのphp.ini・サーバーのFTPでwp-config.phpを編集など。詳細は以下。
LINKWordPress初心者でも、真っ白になった画面を復元!エラーコードを表示させる2つの方法
エラーコードを見て、エラーがどこに出ているかチェック!
原文:Parse error: syntax error, unexpected end of file in/サーバーアカウントなど/私やあなたのドメイン(bibabosi-rizumu.com)/wp-content/themes/真っ白にしたテーマ/functions.php on line 55
翻訳:エラー解析し、構文エラー、内のファイルの予期しない終わり/・・・/の行に55
- 使用中テーマ内のfunctions.php、55行目のファイルの終わりに予期しないエラーがあった
FTPの階層:ディレクトリ・フォルダと同じで、その通りに開いていくとエラー箇所に到着します。
エラーコードで分かる詳細は上記リンクに一部書いてます。
子テーマのカスタマイズが原因のとき
/wp-content/themes/cocoon-child-master/functions.php on line 55
子テーマfunctions.php55行目付近に書いたコードが原因なので、その行だけでなくその行のカスタマイズ項目すべてを消すせば、復活します。
分からない場合は、初期化してもOKなら、以下リンク先がCocoon子テーマ、デフォルトファイルをコピーして、エラーが出ているPHPをFTPソフトかサーバーのファイルマネージャでペーストし、更新すればOK!
LINKhttps://github.com/yhira/cocoon-child
親テーマが原因のとき
/wp-content/themes/cocoon-master/functions.php on line 数字
などと出ます。
- 初めの見出し:PHPバージョンは新しいかをチェックしてください。
- 念のためプラグインの干渉など、一応チェックしておくなど
LINKプラグインが競合!ブログを簡単に表示させる為の3つ対処方法
よく分からない場合はサーバーアカウント以外のエラーコードをコピペし、Cocoonフォーラムに連絡し助けを求めてみてください。
- 管理画面に入れた場合
『Cocoon設定』より『テーマ情報』をマルっと貼り付けてください。
---------------------------------------------- サイト名:ビバ★りずむ サイトURL:https://bibabosi-rizumu.com ホームURL:https://bibabosi-rizumu.com コンテンツURL:/wp-content インクルードURL:/wp-includes/ テンプレートURL:/wp-content/themes/cocoon-master スタイルシートURL:/wp-content/themes/cocoon-child-master Wordpressバージョン:4.9.8 PHPバージョン:7.1.18 ブラウザ:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/68.0.3440.106 Safari/537.36 サーバーソフト:Apache サーバープロトコル:HTTP/1.1 言語:ja,en-US;q=0.9,en;q=0.8 ---------------------------------------------- テーマ名:Cocoon バージョン:1.1.5 カテゴリ数:38 タグ数:38 ユーザー数:1 ---------------------------------------------- 子テーマ名:Cocoon Child バージョン: 0.0.2 ---------------------------------------------- 利用中のプラグイン: AddQuicktag 2.5.2 たくさん…略…
入れない場合、利用サーバー環境・PHPのバージョン・WordPressのバージョン利用プラグインなど分かる範囲書いていれば、ピーンと来る人が居るかも知れません。
なるべくその前後の状況を伝えてください。
エラーの原因がプラグインのとき
プラグインの場合も、エラーコードを表示したものをコピペし、プラグインを停止させてとりあえずブログを表示させてください。
シンプルにプラグイン名が書いてあるので、どのプラグインのファイルが原因かが分かります。
/hoge.com/public_html/wp-content/plugins/プラグイン名hoge/…
プラグインを変更するか、ダメ元で相談するなどでしょうか。
利用方法は以下でザっと説明しているので、どうぞ。
LINK初心者がプログラミング専門家に質問して回答してもらうサービス
特定されたプラグインを停止する方法は以下。管理画面に入れるとき・入れないときバージョンがあります。
LINKプラグインが競合!ブログを簡単に表示させる為の3つ対処方法
エラーの原因がwp-includesなどコアファイルのとき
私も今回エラーが出たので、実際のエラーコードを載せますね。
Notice: register_uninstall_hook was called incorrectly. Only a static class method or function can be used in an uninstall hook. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 3.1.0.) … /wp-includes/functions.php on line 4161
日本語訳は以下。
注意:register_uninstall_hookが正しく呼び出されませんでした。アンインストールフックでは、静的クラスのメソッドまたは関数のみを使用できます。詳細については、WordPressのデバッグを参照してください。(このメッセージはバージョン3.1.0で追加されました)… /wp-includes/functions.php on 4161
エラーが出たアドレスは以下トップページ(と最新投稿ページを1つ確認※おそらく全ページのエラーっぽい)
※Cocoonとの競合は『おそらく』ないかと思います。わかりませんが。
コアファイルにエラーが出たときの対処法を書いておきますね。
エラーがコアファイルに。原因をつきとめる方法
- WordPressコアファイルwp-includesフォルダ内のPHPだとエラーコードでわかったとき
どこに原因があるか、実際に確認した対処方法です。
対処方法1:プラグインを停止してみる
具体的にどのようにやったか、例えとして書くので、チェックしてください。原因の特定方法はそれぞれ違うので。
- 全プラグインを停止して表示されるか確認
- 表示されたら次は原因のプラグインを特定する
- プラグインを有効化してみる。
- 有効化しても設定しないとダメなプラグインもあるので注意
- 私の場合、全プラグインを有効化してもエラーが出ない
- 『Jetpack』をWordPress.comと連例してみる
- ブログが真っ白に!
この場合、原因はJetpackが、絡んでいるとわかります。
- Jetpackのみ停止。
- →表示された!
ココでJetpackが黒・原因!と特定できますが、CocoonはJetpackをおすすめプラグインに指定しています。
LINKCocoonテーマとあわせて使用するのにお勧めなプラグインまとめ
CocoonはJetpackと相性が良いように設計されてますし、エラーがあれば対応をしてもらえる可能性が大きいです。
ですが、別のプラグインとの相性もチェックする必要も。
対処方法2:プラグイン同士の競合の可能性をチェック!
エラーの元凶とわかったプラグイン(jetpack)と他のプラグインとの競合の可能性を調べる方法です。
- Cocoonと、上の見出しでエラーが確定したプラグイン(Jetpack)のみ有効化(上記の場合は連携まで)
- エラーが出ない場合
- テーマとの干渉は無いと分かる
ほかに導入しているプラグインを1つずつ有効化して、サイト上を確認して、真っ白になるプラグインを探す。
それを繰り返すと、プラグイン同士の競合が分かるわけです。※プラグインによっては設定の変更とか必要かも。
Cocoon+プラグインDownload Manager+jetpack:WP連携が原因だった
今回分かったのが、テーマCocoonを使用していて、Download Managerと、jetpack:WordPressを連携した際に、真っ白になる事がわかりました。
もっと原因をつきとめるのであれば、テーマをデフォルトにして、確認してみることで、エラーが出れば、テーマCocoonは全く関係なく親テーマ更新のとき、プラグイン同士の競合が突然起きた。とわかります。
どちらかのプラグインを停止するか、別のプラグインで代用するのが良さそうです。
って事で、需要が小さい500エラー・503エラーのテンプレを初心者さんがダウンロードできるように導入していたDownload Managerを別のものに変更しよう!とプラグインを探そう!
と、1歩解決へつながるわけです。
さいごに
エラーが起きたとき困ったとき、フォーラムに書き込みやすい環境であるテーマCocoonだからこそ、もう一歩だけ調べ『やった事』エラーが起きている現状の詳細を書き込めば、対応してもらったり、助け舟を出してくれる人がいるのではないか!と思います。
- エラーが出て真っ白です
これでは『何が原因か』特定しにくいです。ただでさえエラーの対処法は星の数ほどあるので。
以下リンク先は、よくある500エラーを一部まとめたものです。
Cocoonフォーラムは、カスタマイズ方法・エラー・不具合・その他ブログの質問・などなど回答者が時間を割いて、回答者に寄り添い良い結果をと考えてくれるところだったり。
質問があるから、Cocoonもドンドン進化している面もありますし、テーマ作成者さんとテーマ利用者さんの思いが反映されたテーマです。
質問者さんの状況など不明でしたら、即回答(解決方法)も出てきません。やった事や実際のエラーコード・サーバー環境など書き込んで質問してみてくださいね。
なんか書き忘れてる気もするけど!?とりあえずこれで^^;
それでは。かうたっくでした。
利用方法は以下。
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