アナリティクスのフィルタの設定を追加すれば、自分の欲しいデータだけを取り出したり、不要な情報を除外もできるワケです。フィルタ設定を間違えると、トラッキング(アクセス解析)は一切されません。
間違ったとき用にビューのコピーをとっていれば、バックアップ変わりにアクセスの解析を続けているので、データの欠如がないので、その方法なども一緒に説明します。
Googleアナリティクスのフィルタ設定法と活用例を、合わせてご紹介!
アナリティクス、フィルタの作成前の注意
フィルタの制限事項ビューフィルタの制限事項と注意点:
- データが恒久的に変更されます。 受信するヒットをフィルタリングすると、フィルタの種類によってはそのビューのヒットを恒久的に変更してしまいますので、フィルタを適用していないデータビューを必ず保管しておく必要があります。
- データに適用されるまでには、24 時間程度かかることがあります。
- フィルタがヒットに適用されるには、フィルタに指定したフィールドがヒットに存在する必要があり、null にすることはできません。たとえば、「ホスト名」をフィルタリングしており、ヒットにそのフィールドが含まれていない(おそらく、ヒットが Measurement Protocol を介して送信されており、そのリクエストに
&dh
パラメータが含まれていない)場合、ホスト名に適用されているフィルタは無視され、フィルタがないかのように処理されます。
- フィルタは間違えて設定すると、必要なトラッキングがされないので、フィルタをされてないビューでデータを保管していると安心です。
- 適用されるまで、それほど時間はかからないけど、反映されるまである程度、時間がかかります。
- フィルタしても、ある状況下ではフィルタされない場合もある。
簡単に言い換えれば、こんな感じです。イチ個人的には、1日くらいトラッキングされなくても…!?とは思いますけど、キチンとデータをとりたいなら、アナリティクスのビューのコピー方法から見てください。
アナリティクス!ビューのコピーを作成
アナリティクス画面の左サイドにある一番下、設定マークの管理をクリックします。
- アカウント
- プロパティ
- ビュー
ビュー欄にある「ビュー設定」をクリック。
画面右側の「ビューをコピー」をクリックすると、次。
「ビューのコピー」画面が出ます。
- 新規ビュー名の所に、「Copy of ○○」または、「○○のコピー」とでる。
- 最後に「ビューをコピー」をクリック
- 新しいビューが完成。
以上でコピーの完成となります。
アカウントのフィルタ作成時は、コピーしたデータを追加しない
フィルタ前にコピーしてフィルタ機能がかかっていないかをチェックします。
- アカウント
- プロパティ
- ビュー
アカウント内から「すべてのフィルタ」をかけるときは、右側の適用欄に追加しなければフィルタがかかっていない一時データが完成!
間違わずにフィルタが出来れば、フィルタ成功です。間違って設定してトラッキングしてないようならバックアップのコピーデータにはトラッキングされているので安心ですね。
ずっと置きっぱなしにしていると、『似たようなビューがあります』とアナリティクスの右上、鈴マークの通知から教えてくれるから、成功したら削除してくださいね。
アナリティクスのフィルタ設定の活用法
アナリティクスのフィルタ機能と言えば、自分の足跡をフィルタする方法・データ荒らしであるリファラスパムの削除などキホン設定です。
フィルタ機能は、条件を指定して採りたいデータを抽出して見る事が出来る機能で、ふるいにかけるって思ってもらえば解かりやすいですね。
設定方法が解かれば、誰でもチャレンジ出来ます。処理方法がいくつかあるのであげますね。
カスタムフィルタの設定方法
除外、一致、小文字、大文字のみを、今回取り上げてみたいと思います。
- 右側「ビュー」欄より『フィルタ』をクリック
- 新しいフィルタをクリック
- 画面が変わって
- カスタムをクリックすると条件が出てきます♪
まず条件。どう処理したいのか?
- 除外 → 指定したモノを排除する
- 一致 → 一致するデータを含ませ、それ以外はレポートに表示させない。
- 小文字(大文字) → 英文字を、小文字(大文字)に変換統一させ、累計の数字を出したい。個人的には使わない❦
※検索と置換、そして詳細は、もっと複雑。これだけ知っていれば、活用できますよ。
次に、どんな風に使えば良いのか、例えてみますねっ♪
詳細なフィルタの設定の追加例
「www.bibabosi-rizumu.com」
「waiwai.bibabosi-rizumu.com」を一緒に測定してるとします。
「www.bibabosi-rizumu.com」を取り出して見たい場合・・。
- 一致を選択
- 「フィルタフィールド」から(行動)→「ホスト名」を選択
- フィルタパターンに「www.bibabosi-rizumu.com」を入力
- 「www.bibabosi-rizumu.com」のみのトラッキングデータを取り出せる
逆に言えば、「ホスト名」が「www.bibabosi-rizumu.com」以外のものは、アナリティクスのデータには含まれません!って事になります。
※一致(除外も)フィルタを複数指定したら、どんどん視野が狭くなるって事。例えば
- 条件1|条件2|条件3
と設定したら、
- 条件1クリア後→条件2もクリアしたものが残る→更に条件3もクリアしたものだけ→データとして残る
- 条件設定は”|”を間に挟めば設定できる
こんな使い方も出来ます。次にさらに細かくどれをこうしたいを入力してピンポイントを定める。という感じでフィルタを選択すれば、何をどうしたいのかを設定していける。と考えば解かりやすいです。
カスタム設定ではなく、定義済みとされてるパターンがありますので、それで設定していく様子を次で見ていきましょう。
フィルタの定義済みでビューの設定を追加
定義済みはカスタムから使いやすいもの、使い勝手が良いものを拾ってくるので、初心者にも使いやすいです。
『参照元かリンク先を選択します』の項目に注目して説明してきますね。
- IPアドレスからのトラフィック
- サブディレクトリへのトラフィック
- ホスト名へのトラフィック
リストにあげてませんけど、ISPドメインからのトラフィックほとんど使用法がないように感じるので端折ります♥その代わりにフォーラムでの回答を載せときますねっ♪
サブディレクトリへのトラフィック
個人用なら、フィルタしなくても見れますので端折りますけど、見る方法だけお伝えしておきます。
アナリティクスのレポート画面より、行動→サイトコンテンツ→ディレクトリで、『サブディレクトリのデータ』がみれます。グループで閲覧規制などしていないのでしたら、これで十分事足りますねっ!?
サブデレクトリやサブドメイン、マルチドメインについてのリンクをどうぞ。
LINKサーバー同一アカウントで複数ブログ運営の選択肢!サブドメインとサブディレクトリ、マルチドメインの違い
IPアドレスからのトラフィックを使って設定する方法
アナリティクスを使い出して自宅や会社PCからの内部トラフィック(自分の足跡)をレポートから除外する方法です。ご自分の足跡のフィルタしてなければ、設定してください。
アナリティクス設定は、管理画面の左サイドの下設定マークに変更されました。
画像の通り『除外』『IPアドレスからのトラフィック』『等しい』。下に入力したIPアドレスと同じならスルーして、カウントしないで!と言う設定を保存します。
このように入力したIPアドレスは、幽霊のようにデータをすり抜けて、レポートには残りません。
テーマを変えたとき起こりがちな2重カウントや、WordPressにログインしてるときはトラッキングしないコード。
アナリティクスの本来の目的は、過去記事の修正っと言う視点で説明もしてるので、初心者必見です^^
まとめ
フィルタ機能は、アナリティクス初心者も結構使えるんですよね。
下記のセグメントのフィルタ方法を使えば、知りたいデータをアナリティクス管理画面から、細かく拾えるのでオススメです。
LINKGoogleアナリティクスの新フィルタ設定!リファラスパムとの、いたちごっこを終了する方法
アナリティクスのデータをときどき解析してブログの流入を増やすために、過去記事の見直しをして、おかしな言い回しがあれば少しづつ改善を繰り返していくのに、アナリティクスのデータを活用してみてはいかがでしょうか。
それでは。かうたっくでした^^
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