ロリポップのサーバーが新サーバーに変わったので、それ以前に利用していたロリポップの一部ユーザーに対して、サーバーの移設のメンテナンスが2016年1月から9月にかけて順番に新サーバーへのメンテナンスが行われました。
※2015年10月20日の正午以降に、新規登録されたアカウントや一部ユーザーに該当しないアカウントは、既に新サーバーになります。
LINKusers0xx、users1xx、users2xx、users30x のサーバーをご利用のお客様へ WEBサーバー移設メンテナンスのお知らせ
ロリポップのパフォーマンスの悪さを感じて居ただけに新サーバー移行でどんな結果が出たのか、何が行われたのかをサクッと記しておきます!ロリポップも、昔ほど悪いイメージはないことも解ってもらえたらとも思うので書いていきますね。
ロリポップ一部ユーザーのサーバー移設について
ロリポップ、一部のユーザーに対してサーバーの環境が古かったようで、対象アカウントは新規サーバーへ移設し、順番にパフォーマンスの向上目的のメンテナンスを行う作業が行われました。
メンテナンス中はブログが表示されなくなり、終了したらサービス再開されます。メンテナンス前後にメールが届くのですが、その後FTPソフトにログインできなくなるので、その対応は自分で変更しました。
また、移設にともなって気になるところは、パフォーマンスです。多少上がるんだろぉな♪って思ってたけど、意外と上がってロリポップユーザーとしては、ホントに嬉しい限りです。それらの簡単な結果、その他気になる部分をあげますね。
ロリポップのサーバー移設後、パフォーマンスが上がった!
感覚的には、まだ実感するほどブログを見てないんですけど、パフォーマンスの数値が高くなってるのに、驚きました。サーバー移設前のパフォーマンスと移設後の違いは、下記の通りです。
パフォーマンスの数値が14で、ダメなラインであろう『赤で表示』されてるのを見ても、以前は良い環境ではなかったのが分かりますよね。※タイムライン上のパフォーマンスが見えるスクショと比べても、悪いのが解るほどでした;;
サーバーの移行後14から、22に、8パフォーマンスも上がって、『赤から黄色の表示』に変わったんです。下記は移行後、ブラウザのキャッシュを切って測定しました。
ライトプランの利用環境で0.7秒表示速度が上がった!
ロリポップのWordPressが使えるライトプランで、私のブログ(同じ環境)で、パフォーマンスが上がりました。ページ速度の表示時間が4.2秒だったのが、3.5秒に上がってたんです!!0.7秒早くなったのは、かなり嬉しい♪まだ遅いけどw
その他のパフォーマンス、『ページサイズ』や『ページリクエスト』も多少改善されてるようでした。※速度対策でCSSの圧縮や、httpのリクエスト削減など、何もしてません。ページを2つ書いたこと以外何も変わらない状態です。
上記は、改善点を表してますけど、ページ速度の改善が消えてるのも解ります♪
LINKWebsite Graderで計測しました。
1番驚いたのは、デベロッパーツールLINKPageSpeed Insightsの結果で、常に『修正が必要:』の赤い警告に、『サーバーの応答時間を短縮する。』の項目があったのが、『修正を考慮:』の黄色い注意部分にレベルアップ!したのが、ビックリでした!

ページスピードでサーバーの応答が『警告から注意の欄へ変更』された!
※ロリポップにはWordPressが使えるプランが3種類って、その中で1番やすいライトプラン(月額250円~)は、PHPのレスポンスが遅いCGIしか使えません。月額500円~のスタンダードプラン以上でそれより早いモジュール版も使えます。
プランをPHPのレスポンスが高速と言われるモジュール版を使えと、パフォーマンスも上がってくるかもしれません。古いサーバーから新サーバーにアカウントを変更してパフォーマンスが改善された点は、表示速度的嬉しい部分です!
メンテナンス時間はいつ、どのくらいかかったか
ロリポップサイドのサーバー移設によるメンテナンス中は、ブログが表示されない状況なので、時間的にどのくらい、何時くらいに行われるのかが不安事項ですよね。
出来ればアクセスが少ない深夜4時に行って欲しいけど、自動的に行われる設定になってしまって不安・・。って思ってしまいます。
ロリポップ専用ページの『サーバーの管理・設定』にある『ディスク使用量』より入って
『ディスク使用量』『ファイル数』『ファイル使用量』を例に、メンテナンスにかかった時間などを参考程度に記しておきますね。
ディスク使用量 | 1500MB弱 |
---|---|
ファイル数 | 38131 |
ファイル使用量 | 302MB |
メンテナンス時間 | 1分少々 |
時間帯 | 16:23~16:24 |
比較的アクセスを見込める夕方16時にメンテナンスが始まりました。
1分少々で済んだのと、全く気づかない内に作業を終えてたので、ちょっと安心しました。何より、環境が改善され、現状以上に快適になった面を思うと嬉しいばかりです。
FTPソフトに接続できないのは、サーバー番号が変更したので再設定が必要
移設に伴いサーバー番号(users数字)が変更され、アカウント情報内に記載がある『サーバー情報』の『FTPSサーバー(users数字.lolipop.jp)』も変わったので、FTPソフトに接続できなくなります。
『FTPSサーバー』は、FTPソフトの『ホスト名(アドレス)』なので、その変更にともなって、FTPソフトの『ホスト名』を変更すれば、再度FTPソフトは使えるようになります。1度設定してしまえば、後はバックアップを取って保存しておけば安心です。

変わったFTPSサーバーのアドレスをホスト名に記入する。
LINK見出しへ:ホストの設定を、「サーバーのFTPアカウント情報」を見ながら設定
WAFの強化!403ページが増える可能性が高いとは!?
外部攻撃からブログを守るためセキュリティ面でWAF(ウェブ アプリケーション ファイアーウォール)も強化されたようで、新サーバーになってから3日間、WAFが外部攻撃を検知したシグネチャも増えてました。
負荷目的のxmlrpc.phpに対する攻撃は、bof-try-2と言うシグネチャでした。WAFの攻撃を未然に防いでくれる部分は、ホントに頼もしい限りです!他に、ディレクトリトラバーサルの攻撃traversal-1も検出されっぱなしになってる状態です。
反面、誤認によるWAFの検知も増えてしまうのが現状です。
外部攻撃からブログを守るWAFですけど、自身の使ってるアプリによってWAFが『bof-try-2』と言うシグネチャを検知して、運営者が閲覧禁止403 Forbiddenを受けてしまったようですね。
プラグインや、アプリによって閲覧禁止になるのは困り者なので、極力違うアプリを使うなど対策も必要かもしれません。
WordPress管理画面からの更新で403 ERROR Forbidden、WAFの誤認も多々あります。外部攻撃からブログを守りセキュリティ対策ができる、SiteGuardのプラグインの設定で、WAFのシグニチャを検知しないようにすることも可能です。
さらに、IPアドレスで自分のみ検知しないように.htaccessで指定する方法を後日、探してみようと思います!
さいごに
ロリポップの個別サーバー移転でパフォーマンスが良くなり嬉しいですけど、他に色んな背景も少しづつ見えてきて、その対策も考えないといけないな。。って感じました。
また、ライトプランの上のスタンダードプラン(月額500円~)は、データベースは30個持てるし、ライトプランよりPHPのレスポンスが高速のモジュール版が使用可能になってるので、いつか機会があれば試したい気もします。
※ライトプランは、データベースが1つだけ。複数ブログを使うと、DBがごちゃごちゃするし、個別でバックアップや復元が出来ない仕様になってます。ある意味一気に出来るので良いとも言えるけど、実験的にやりたいことするには、DBは複数ほしいなぁ。
なんて思ってます。普通に運営するなら、特に関係ないことかもしれません♪
その点Xサーバーは最強かも。月額1000円ほどでアクセスがドカドカ来てもかなり耐えてくれるみたいなので!収益の見込みを考えれば、Xサーバーは良いサーバーですね。
ロリポップは、『安い、悪い』と言う人もいますが、『収益とか考えたことがない』『ブログ素人の運営者さん』にとって、初心者仕様だし安いのでいい面もありますよ。レンタルサーバー選びの参考になればと思います。
それでは、かうたっくでした♪
Comments