WordPressで運営していると、プラグインの更新だけで致命的なエラーやちょっとした不具合が出てしまう場合があります。製作者さんが海外のかたも多いので一時しのぎとして、以前のバージョンへ戻したいとき行う工程を2つ紹介。
- ダッシュボードから該当プラグインの旧バージョンに戻す方法
バックアップがないときは、多少工程が増えますけど、簡単に前のバージョンへ戻せます。
- バックアップから該当プラグインを復元してバージョンを戻す
エラーが出たプラグインのみ、FTPソフトを使って復元すると数秒で終わります。ソフトを持ってない場合Windowsで使えるFFFTP初期設定・Macも使えるFileZillaの設定方法を参考に導入してください。
バックアップを持ってる人は目次2を。復元後、セキュリティ面のチェックしたいので、時間があれば目次1の更新履歴くだりまで見てください。それでは一旦バージョンを戻しましょう!
プラグインの旧バージョンをダウンロードする方法
管理画面からアクセスして、そこから旧バージョンの更新も行う方法です。
旧バージョンをWordPressに導入する前に、WordPressダッシュボードからプラグインを管理しているWordPress・orgへアクセスしてどんな更新を行ったか、セキュリティホール・バグや不具合などの重要な更新もあるのでチェックもしたいトコロ。
ちょっとした!?アップデートで使用中のWordPressとの相性が悪いなど一時的に、旧バージョンを導入すると思ってくださいね^^
該当プラグインの前のバージョンをダウンロードする場所
WordPressプラグインの新旧バージョンをダウンロード(インストール)できる場所は、WordPress.orgのプラグインディレクトリで導入が可能です。
アクセス方法
ダッシュボード内にあるプラグインをクリックして、インストール済みのプラグインがABC順に並んでるので、エラーが出ている該当プラグインを探してください。

エラーが出たプラグインの『詳細を表示』
見つけたら、そのエリアにある詳細を表示をクリックすると、プラグインの詳細な情報が見れます。そこに新旧ファイルをダウンロードできる場所があるんです。

WordPress.org該当プラグインのバージョンGETする入り口
WordPress.orgプラグインページをクリックしたら、そこから旧バージョンのプラグインをダウンロードできるので、クリックしてください。
プラグインの旧バージョンを調べる
プラグインの旧バージョンはたくさんあって以前のバージョンを覚えてないとき、チェックする場所。
バージョン〇.○.〇をダウンロードとなってる場所は、最新版なので一旦スルー。変更履歴(Changelog)は後で見てみましょう。上記の画面を下へスクロールしてください。
右サイドにある、互換性。そこにあるプラグイン。その横に数字が現在の最新バージョン。そこをプルダウン!

互換性:プラグイン
その他のバージョンを見たら、この場合は2.3.0と分かりました^^
この数字を次にURLのところに入力するので覚えてください。心配ならメモを。
旧バージョンをインストール(ダウンロード)する方法
バージョンを覚えてる間にインストール(ダウンロード)をしましょう。

最新バージョン、ダウンロードのURLをコピー
上へスクロールして、赤茶けたオレンジ色のリンクをを長押しや右クリックで、コピーします。できたら、次はURLを入れる場所に貼り付けます。
https://downloads.wordpress.org/plugin/a該当プラグイン名.2.4.3.zip
URLの1番最後、addquicktag.2.4.3.zipこの数字を、旧バージョンさっきの数字2.3.0に置き換え、エンター・確定!
https://~ 略 ~/addquicktag.2.3.0.zip
これで自動的にダウンロードがあなたのPCなどローカルに保存完了^^
更新履歴でどんなバージョンアップがあったかチェック!
プラグインもWordPressのセキュリティーで重要な更新も行われるときもあり、大事な更新があったのかチェックも大事です。

更新履歴のチェック場所
あなたがダウンロードしたバージョンまでの更新履歴(Changelog)をチェックして、重要そうな更新が無さそうなら、以前のバージョンへ戻してみましょう!
今後、また更新されるでしょうから、この場所をチェックしてくださいね♪
該当プラグインを削除するか、強制エラーで外す
エラーが出ているプラグインは、削除して良いものですか?削除したら設定が0になると困る場合、設定のチェックをしたり、管理画面からエクスポート・バックアップできるなら、パッと済ませましょう。
問題なければ管理画面から、該当プラグインを削除しても良いけど、念のため削除せず置いておきたい場合、FTPで該当プラグイン名の変更して強制的に外します。
このように強制エラーを出して、プラグインが外れた状態にするわけです。名前の変更でプラグインのパスが合わないから、プラグインが外れます。
※削除するか名前の変更などしないと、新旧バージョンの入れ替えできない。
FTPソフトで該当プラグインまでのパスは
- domain.com/wp-content/plugins/該当プラグイン
サーバーによっては、
- domain.com/public_html/wp-content/plugins/該当プラグイン
pluginsフォルダを開いてそのプラグイン名を変更。
- 変更前:AddQuicktag
- 変更後:AddQuicktag_
- 変更を保存
次回バージョンアップ前に上記をすると、
- 更新でまたエラーが出たら、プラグインを削除
- 名前変更したプラグインの名前を戻す
- 旧バージョンへ戻る
あらまっ!超簡単に復元完了^^となって便利❦ エラーが出てないとわかれば、名前を変更した旧バージョンを削除すれば良いので、次の作業が省けますから。
具体的な方法は下記の目次2.強制エラーを出し、全てのプラグインを一括で停止させて外す方法にあります。パスは
- wp-content/plugins/該当プラグイン。
該当プラグインの名前を変更!間違えないでくださいね^^
管理画面から、旧バージョンのプラグインを導入・有効化
強制エラーをだしたらプラグインは外れるけど、サーバーには残ってます。管理画面から旧バージョンのプラグインを新規追加していきます。

プラグイン追加手順
- ダッシュボードプラグインより新規追加
- プラグインをアップロードをクリック
- ファイルを選択
- PCなどローカルから圧縮フォルダを選択
- 今すぐインストール
- 完了したら、有効化する

プラグイン有効化をクリック
これで完了!バージョンを確認してください。

新旧バージョンの確認
すると旧バージョン、新バージョンが目で見えて分かりやすい!さらにFTPでみても有効化されてないものは、名前が違うので削除したいほうを間違えない^^ってワケです。
※次回バージョンアップする前は、逆になります。旧バージョンをAddQuicktag_に変更、新バージョンを導入するので^^
バックアップがあれば、旧バージョンへ戻すのがムチャクチャ簡単です。チェックしてみてくださいね!
バックアップがある場合、以前のバージョンに復元する
バックアップがあれば、FTPソフトを使ってバージョンを戻すのが簡単にできます。
復元するのは、プラグインフォルダ内にある、エラーが出た該当プラグインのみです。
ほかのものは復元する必要がないし、バックアップが古いと泣けるので、必ず該当プラグインのみ復元してください。
該当プラグインまでのファイルの場所:パス
パスはあなたのサーバーのフォルダdomain.comとして、プラグインが入ってるディレクトリ(階層化されたフォルダ)のパスは
- domain.com/wp-content/plugins/該当プラグイン
エックスサーバーなど、サーバーによってブログを入れている場所がdomain.com/public_html内になる場合もあります。
- domain.com/public_html/wp-content/plugins/該当プラグイン
FTPソフトで該当プラグインのバックアップから復元する方法
FTPソフトは左がPC上、右側がサーバーのディレクトリ。導入済みのプラグインが入ってるフォルダを確認して、エラーが出ているプラグインをサーバーへアップロードして、復元してください。

パスを合わせて復元準備!

該当プラグインを復元
ドラッグしてますが、右クリックしてアップロードを選択上書き!これも簡単^^
更新する前にバックアップをとってると、数秒で簡単に以前のバージョンへ戻せます。
LINK簡易的バックアップ!初心者用WordPressファイル内説明と、5秒で復元する方法
さいごに
バックアップが手間というより、復元がメチャクチャ楽なので、タイミングに合わせてバックアップをとってみてはいかがでしょうか^^
LINK簡易的バックアップ!初心者用WordPressファイル内説明と、5秒で復元する方法
それでは、かうたっくでした!
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