WordPressテーマ変更!SimplicityからCocoonへ
スポンサーリンク

バックアップがないのに全削除したWordPress復元!記事・画像・CSS・パーマリンクなど

WordPressのデータベース・本体ファイルを間違ってすべて削除し、バックアップを一度もとったことが無い場合。もしキャッシュなど残っているときの、記事・画像のデータなど復元する方法です。

WordPressのファイルとデータベースを新規導入しても記事と画像、カスタマイズした項目は戻って来ません。

キャッシュやfeedly、Web上・ローカル上にアーカイブされたデータが残っていれば、運が良ければ復元出来るファイル・記事が存在するので、出来る範囲復元してください。

キャッシュが残ってると一番早いので、初めの見出しからチェックしてくださいね。

スポンサーリンク

検索結果のキャッシュに記事があった場合

Google検索で古いキャッシュ情報を表示

検索結果にあるキャッシュ機能で表示するには、リンクやタイトルを入れて『検索』ボタンを押し、『▼』ボタン『キャッシュ』をクリックして表示!

  • もしキャッシュ:古いデータが残っていれば、復元可能です。

検索結果のデータが残念ながら更新されてしまっていれば、普段使っているブラウザのキャッシュで記事内画像・CSSが残っている場合もあります。一度ご確認ください。

※CSSのコピペは要素の検証で取得できることもあります。

HTMLをコピペするメリット

HTMLをコピペすると、装飾するためページ内につけたタグ・画像のタグ(以前の画像のパス)までコピーできるからです。

  • 記事のコピペだけでも問題ないですが、ほんのり作業が楽になります。

F12キーなどで要素の検証を開き、エレメントをコピペすればかなり効率が良いです。

そこで記事だけでなく、環境によってはCSSも復元可能です。またページで使用しているプラグインもチェックできる場合もあるので、ご確認ください。※画像・CSSの復元については後述。

基本的な検証画面の使いかたは、以下をチェックしてください。

LINK要素の検証の使い方!初心者がカスタマイズできる方法!HTMLとCSS入門編

要素の検証が分からない場合、上記記事をチェックしながら、以降復元してください。Chromeでの復元方法ですが、FireFoxなどでも同じように似た方法になります。

記事の復元!コンテンツのHTMLタグをコピペ

WordPressの記事は色んなHTMLタグに囲まれてます。記事を囲っているタグを見つけ、コンテンツのHTMLだけ、復元してください。

<div class="theContentWrap-ccc">
  ここがコンテンツ内HTML
</div>
  • <div class="hoge">この間のHTMLをコピペ</div>
ポイント

<div class="hoge">だけを削除するのではなく終了タグ</div>も削除してください。

  • 記事内に広告などを入れている時も同様、削除して以前と同じ状態に戻す。

テーマによって、コンテンツだけの領域だけ指定できない

コンテンツの領域だけコピーできない場合、テキストエディタを使って、上下不要なHTMLを削除して、自分が書いた記事以外はコードやテキストを削除してください。

記事部分のみをWordPress新規投稿からテキストエディタにコピペすればOK!

  • その場合。上下のHTMLを削除して自分が書いた記事以外は削除

記事のURLの確認方法

https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:urH**E***8sJ:https://bibabosi-rizumu.com/simplicity-slide-in-customize/+&cd=*&**=ja&**=***&g**=jp&client=****-b-ab

GoogleさんのキャッシュURLを参考にすれば、ピンク色部分がアドレスです。記事を作成復元するとき、スラッグにsimplicity-slide-in-customizeと入れてみるなど工夫をしてください。

普段使っているブラウザがスマホの場合

スマホでもHTMLは表示できるので、表示出来たらコッチのモノ❦以下の文字列を入れて検索してください。

  • 表示されたキャッシュのURLの前にview-source:といれる
  • HTMLが表示される

全コピーしたら、テキストエディタにコピペ。その後コンテンツのはじめの文字列から、最後の文字列まで抜き取り、復元してください。

カスタマイズしたCSSについて

CSSもアーカイブされた当時のスタイルが存在します。必要なCSSをコピーして復元することも可能です。

  • ※CSSはテーマや使用中のプラグインによって、状態は変わります。

プラグインを使用してないときは、そのままコピペで対応してください。プラグイン使用の際は、プラグインの種類が多すぎるので割愛します。

画像を復元するときの注意事項

上記方法で画像のパス・HTMLソースを復元できましたが、画像のパスを合わせる必要があります。合わせなければ画像が表示されません。

以下はキャッシュから取得したHTMLです。色々ゴチャゴチャかいてありますが以下の通り。

  • <img class="aligncenter size-full wp-image-14625" src="https://bibabosi-rizumu.com/wp-content/uploads/2017/05/ssl-ga-search-console.png" alt="サーチコンソールでサイトの追加設定しよぅ" width="703" height="488" srcset="https://bibabosi-rizumu.com/wp-content/uploads/2017/05/ssl-ga-search-console.png 703w, https://bibabosi-rizumu.com/wp-content/uploads/2017/05/ssl-ga-search-console-300x208.png 300w, https://bibabosi-rizumu.com/wp-content/uploads/2017/05/ssl-ga-search-console-320x222.png 320w" sizes="(max-width: 703px) 100vw, 703px">

画像の設定にもよりますけど、WordPress記事内から追加した場合は以下。

<img class="aligncenter size-full wp-image-14625" src="https://bibabosi-rizumu.com/wp-content/uploads/2017/05/ssl-ga-search-console.png" alt="サーチコンソールでサイトの追加設定しよぅ" width="703" height="488" />

どちらも画像のパスがあっているけど、画像の保存場所・画像ファイル名を合わす必要があります。

画像ファイルのパスを合わせる

画像のパスは違うディレクトリ(フォルダ)内にアップロードしても画像は表示されません。

例:サイトフォルダ(/public_html)/wp-content/uploads/2017/05/ssl-ga-search-console.png

この場合、2017フォルダ内に05フォルダを作成:その中に画像ssl-ga-search-console.pngを入れて、uploadsフォルダ内にアップロード

ポイント
  1. 画像のパスが…uploads/2017/10/hoge.pngを追加する場合。
    • 10フォルダ内にhoge.pngを入れる。
    • FTPの…/uploads/2017フォルダ内に10フォルダをアップロード。

フォルダのアップロードが完了し該当フォルダが存在するとき、フォルダ内に該当ファイルをアップロード。

  1. または、自作画像をPCにダウンロード。
    • 画像(のHTML)を消す
    • 再度、新規アップロードを行う。

画像のパスのパス通りに画像を設置しなければ、リンク切れで画像が表示されないので注意してください。

画像のディレクトリって何か不明の際は、以下リンクの目次『2章 2.3:uploadsフォルダは、投稿画面などでアップした画像を格納』をどうぞ。

LINK簡易的バックアップ!初心者用WordPressファイル内説明と、5秒で復元する方法

WebArchiveに記事が存在した場合

キャッシュに存在しなかった記事を復元したいとき。WebArchiveを探してあればラッキーです。

LINKInternet Archive’s Wayback Machine

上記方法で取得した記事のHTMLにある全てのリンク(画像・内部・外部リンク)は、一見キチンと表示されてるようですが注意点があります。

※他はEverNote・Pocketなど…以前にBackupをとってる場合は、後で復元用に使うのも良いかもしれません。

WebArchive内、リンクについて

自分の記事である内部リンク・外部へのリンクどちらも、WebArchiveで表示されるHTMLで指定されているリンク全て、WebArchiveドメインから始まります。

  • 自分のサイト内リンクに見えてもWebArchiveの外部リンク

※ただ画像やリンク先URLは、自分のページ内で正しいパスをHTMLで表示している。

修正が必要ですが、気を付ける点は以下の通り。

ポイント
  1. 外部リンク先
    • 正しいリンクに再指定。
  2. 内部リンク
    • 同様(記事がないリンクがあれば削除・新規記事投入で対応)

内部対策などSEO的にも大事なので、面倒がらずに修正・確認してください。

ページ内を見やすくタグ指定には変化はないので、ページ内の装飾が沢山あるとき便利です。

いきなり本番だと面倒なので、ローカルWordPressを利用するのも良いと思います。

またアーカイブされた日付けの記事内容です。その後修正したものがあれば、再度修正が必要です。

画像について

画像については、キャッシュの画像で説明した通りですが、パスを変更するより再度アップロードしたほうが早いかも知れません。

見出し:『画像ファイルのパスを合わせる』

ポイント
  1. 画像
    • 自分の作成した画像をPC内に保存。
    • 画像を削除した場所に新規(再度)アップロード。

CSSについて

キャッシュかWebArchive、新しいほうのCSSをコピペするのが良いですね❦

※ほぼstyleを触ってない場合はスルーして大丈夫です。

固定ページ

固定ページも残っていればラッキーです。HTMLをコピーする場合、リンクには気を付けてくださいね。

カテゴリ・タグ

カテゴリ・タグが残っていればパーマリンクやカテゴリ分けの際も楽ですよね。チェックしてみてください。

その他:メニュー・ウィジェットなど

テーマによってバラバラですが、記事の復元が落ち着いた頃チェックしておきたいのが、メニュー・ウィジェットです。

  • メニュー:パーマリンクの設定など

メニュー設定をはじめから開始するのも良いですが、内部対策(SEO)がシッカリしているテーマだとメニューも検索でヒットします。

キチンとキーワードが入ってるか、再確認できる機会でもありますよね^^

  • ウィジェット

テーマによって沢山あるので、チェックしながら再設定すれば早いですよ。

フィードFeedly・RSSなどで復元する場合

WordPress管理画面での設定表示設定より、RSS/Atom フィードでの各投稿の表示全文を表示していた記事だけ、記事の全文・画像を復元することが可能です。

たとえばFeedly・RSSなどスタイルは一切ないので、コピーしたらプレーンテキストで貼り付けしてください。または以下の通りで対応してください。

  • 貼り付け後、WordPressの機能・書式設定をクリアに
  • テキストエディタに直接貼り付け
  • メモ帳に貼り付け後、再度コピーして対応するなど。

普通にコピぺすると、フィード用のHTMLまで復元されますから。

またフィードではstyle.cssは読み込んでないから、CSSの取得はできません。おそらく。

画像の復元について

フィードにも画像のパスまで付いてます。WebArchiveと同じで再度、画像をアップし直すなど対応が必要かもです。

見出し:『画像ファイルのパスを合わせる』

その他、サーバー上で行う設定に関して

初期設定からやり直しになるので、、以下を参考に初期設定の確認をチェックしてください。

LINKエックスサーバーで新規WordPressを導入後、サーバーと管理画面でする設定

エックスサーバー仕様ですが、ほかに色々設定のし忘れてないか、落ち着いたころに確認してください。

上記にもリンクがありますが、あとはバックアップをとってくださいね。WordPressのバックアップは2つあります。最低でもFTPは使えるようにしてくださいね❦

  • バックアップで最低限必要な項目に関して(復元用に書いたページ)

LINK初心者向け!WordPressのバックアップ方法、記事をエクスポートする手順

後日、サーチコンソールを確認する

間違ってWordPressを削除してしまったので、検索bot:クローラーが巡回にくると『ページがない!』として404がいっぱい出ると思います。

復元できた記事なら、サーチコンソールでエラーが出ても存在するページだと知らせるとOK!

  • 忘れている記事・カテゴリ・タグなどがあれば教えてくれるので、見つけてもらった場合。

いつもアクセスするデバイスでアクセスしたら、ブラウザがキャッシュを残している場合もあります。※電源を落としてない場合など。

パーマリンクが文字化けして、どのリンクか分からない場合は、デコードすれば文字列が分かるので、記事の追加をするなど対応してくださいね。

懸念材料

記事IDなどページ毎にはIDがありますが、記事を作ったり、下書き保存をする回数によって、そのIDが違ってきます。

  • それを復元ととらえるか
  • コピーコンテンツととらえるのか

そこらへんは不明です。復元方法を探している人に書いたものの、実際は試してないので、何とも言えません。自己責任で復元してくださいね。

消えてしまった記事をできる範囲自力で元に戻す方法として参考にして頂ければと思います。

さいごに

私もボーっとしていて、テスト用サイトを削除・復元を試すとき、本番環境を削除してしまいました^^;

バックアップはとってるので、すぐ復活させましたが…。焦る気持ちは分かりますが、まずは復元作業を頑張ってください。

復元さえできれば、設定確認・記事修正・画像再制作…などする事はたくさんありますが、昔よりも良い文・良い画像も作れるはずです。

LINKスクリーンプレッソ!画像の加工にオススメな使い方

記事修正のSEOだと思えばどうって事ありません❦ 画像修正ついでに代替テキストを入れると良いですよ。今やらなきゃ、今後もしないと思いますので。

LINK画像の代替テキスト使ってる?altをつけて伝えると皆ハッピーになる!?SEOにも関連したお話

それでは復元、頑張ってくださいね! かうたっくでした。

Comments

個人情報の取り扱いについてはリンク先をご確認ください。

ご了承・ご理解いただいた上でコメントお待ちしております?

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました